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April 01, 2012

公務員労働者の方々へ 仕事に誇りを持って働き続けてください【大橋】

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 大阪の国立国際美術館で開催中の「草間彌生展」。4月8日までということで、休日はかなり混み合っているようです。私は自営業の強みで平日午前に行ってきました。

 幼少の頃から視界に点々が広がる幻視を見、幸せとは言えない家庭環境で育ち、前衛芸術の道を突っ走って、現在では精神科病院からアトリエに通って作品を描き続けるエネルギーは、生きる存在への疑問、死への誘惑と恐怖、そして、それらを乗り越えて永遠にありたいという湧き上がる生命力から発せられていると感じました。

 生命力強く、自らの存在を芸術家という存在に高めてきた草間彌生という人に対して、「この人はこのように自分を肯定し生きてこられて、本当によかった」と思いました。
 精神障害がマイナスではない、という好例です。それがこのように社会に発信できれば。

*~*~*~*~*

 さて、私の所属する「大阪労働者弁護団」では、大阪市政・大阪府政に対して相次いで抗議声明を発しています。

 それというのも、ご存じのとおり、「大阪市職員アンケート問題」「教育基本条例・職員基本条例案」「君が代起立斉唱職務命令」と、大阪市・大阪府職員の組合活動をつぶし、かつ、人権を侵害して顧みない政策が次々と出されているからです。(↑HPにアップしています)

 私個人が公務員労働者の方々の前で直接お話しする機会もないので、この場で、力付けのメッセージをお送りします。

 私も5年間だけですが、地方公務員の仕事をしました。
 京都府宇治市という小自治体で、法規と公報作成と選挙管理委員会事務局の仕事をしましたので、市役所の仕事のたいていの部門の人と接点がありました。

 地方公務員の生活は、給料は民間の常勤職と比べて決して高くないけれども、確かに安定していて、そして単調です。
 法律に従って、あるいは議会で成立した条例に従って、正確に、公平に、仕事をする。
 ドンとボーナスが上がることもなく、地域からおかしな目で見られることのないよう矜持をもって、淡々と公務に従事する毎日。
 そういう生活です。

 民間企業の従業員の働きぶりの成果は、商品やサービスの売上に反映して、人気が出なければ会社も潰れるし、よいものであれば業績が上がって給料も上がるでしょう。
 それに比べて公務は、人気・不人気の尺度では測れません。なければならない仕事で、正確にこなされなければならず、質が悪ければ住民に多大な迷惑・損失を及ぼします。
 
 公務員の仕事には、繁忙期と閑散期のある職場もあり、「1年の半分は暇」というところも確かにありました。
 しかし暇なのは働く者にとっては苦痛なことであり、その繁閑は業務の組み合わせや応援で改善できるところもあったと思います。


 今、公務員は給料が高すぎると言われたり、いかにも労働密度が薄いように言われたりして、組合活動も悪し様に言われ、一人一人の公務員がバラバラにされようとしています。それどころか、相互監視の息苦しい雰囲気さえ作り上げられようとしています。

 そんな職場で、よい仕事ができるわけがありません。
 
 公務は、大事な仕事です。ぜひ誇りをもって働き続けてください。
 職場のチームワークをかき乱されないように、しっかり働いてください。
 
 そして、公務員労働者の働く環境の悪化を他人ごとと思えず心配している民間労働者や私たちに、その姿をアピールしてください。

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