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November 04, 2008

10月のレポートその2 ハラスメント連続講座始まる【大橋】

200810


 私が撮っていたケーキの写真はこれです。

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 10月25日(土)から、「いこ☆る」主催で「ハラスメントに負けないために」と題した連続講座が始まりました。

 3回シリーズで、第1回は「これってパワー・ハラスメント?~おかしい!と思う実感を大切に~」というテーマで、企業へのセクハラ・パワハラ研修を手がける「アトリエエム」の三木啓子さんが講師でした。
 研修ビデオを作っておられるので、一部を上映したり、グループワークを入れたりして、さすが工夫された講義内容でした。

 来られている方は、被害当事者も多そうでしたし、具体的な事案で困っている労働組合の方もおられたようです。

 あと、2回目が11月15日(土)に「わたしは悪くない!~ハラスメントへの対処法を考えよう~」というテーマで、フェミニストカウンセラーの周藤由美子さん。

 最後の3回目が11月29日(土)で、「日本にもハラスメント規制法を!~ヨーロッパの先進的取り組みに学ぶ~」というテーマで私が講師です。

 いずれも13時半から16時半ころまで、場所は天満橋のドーンセンターです。

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 この頃、私の以前のブログに「モラル・ハラスメント」をテーマとしたものがあるため、そこから相談の予約に来られる方が増えてきました。

 モラル・ハラスメントは、家庭内の精神的暴力の問題としても使われますし、労働関係でのいわゆる「いじめ」問題を意味するものとしても使われます。
 「職場のモラル・ハラスメントをなくす会」のHPもぜひお訪ねください。定期的な電話相談の体制もとっています。

 会の方に話を伺うと、「電話の多くは『私が受けているのはモラルハラスメントでしょうか?』という質問」だそうです。
 HP上で、「イエス・ノー」で答えていくとモラルハラスメントかどうかが判断できるようなチャートを作ったらどうだろうという話も、出てきていました。

 まだ公式の定義がない、モラルハラスメントとかパワーハラスメントとか言われるものには、被害者も振り回されますが、一方、「加害者」とされた人も振り回されているようです。

 労働組合への相談には、「パワハラ上司」であったことを理由に解雇された人の相談が来ているそうです。
 ご本人にはそんな覚えがなく、嵌められてしまったように思えて被害意識を持ってしまいます。

 それも、パワハラに明確な定義がないことに原因があると言えます。
 そして、ハラスメントの本質は人間の尊厳の侵害、プライドを傷つけられるところにあるのではないかと考えますが、一方で労働現場は総体として「人間の尊厳」など考える余裕がないほどギスギスしている実態があります。これでは「人間の尊厳を傷つけてはいけない」という規範自体が成立し得ません。

 日本においてあるべきハラスメント防止法とはどんなものか、研究していきたいと思います。

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