「オイコス堺」の挑戦を見て【大橋】
3月23日日曜日、NPO法人OIKOSの設立記念パーティーが開かれました。
OIKOSとはギリシア語で「家族」を意味するということです。
大阪府ホームレス自立支援事業助成金企画に選定され助成金1000万円を得たことから始動し、堺市内に土地を購入して4階建て19戸のワンルームに談話室や管理人室を備えたマンション「オイコス堺」を建設し、自立支援(期間1年間)のケア提供事業を実施し始めているそうです。
マンションの説明をしているのは「大家さん」の西口宗宏さんです。↑
OIKOSの理事長は、西成でくろかわ診療所を開設している医師の黒川渡先生です。
ちょうど3月22日に「野宿生活者と医療」というテーマで講演会をしていただいたのですが、この方です。↓
2005年に始動してから3年目、地元住民との話し合いがなかなか困難だったこと、入居開始をしたばかりの今も入居者のケアだけではない苦労があることなどがスタッフから語られ、大変な事業だなあと思いながら話を聞きました。
地元の人は、「元ホームレスの人が集まって住む」ことに対して、並々ならぬ抵抗感を持たれたようです。
しかし、ここは本当にすばらしいスタッフが集まって運営しているのです。医療・福祉・保健・心理・就労・そして法律の専門家が付いています。
そして、元ホームレスの人たちはちょっと就労生活から外れてしまった経験があるにしても、ごく普通の人たちです。ケア付で十分社会生活が送れると太鼓判を押されて入居した人たちです。
私たちからすると、一見「普通に社会で生活している」ようであっても周りからすれば迷惑な人、というのは沢山いて、ホームレスであったかなかったかというのは人柄の指標にはなりません。
住処がなくなったがゆえに社会から排除されるのでは、まさに「格差社会・貧困問題」です。
「オイコス堺」の挑戦を心から応援したいと思います。
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