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February 04, 2008

映画「ぜんぶ、フィデルのせい」感想【大橋】

 松井の「4コマ写真」、面白かったですか?
 私もいつか松井のベストショットを撮ってみたいと思います。カバンにはデジカメを入れていますから。でも松井はカメラを片手に持ってウォーキングしていますから、負けますが・・

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 さて、私の休日第2弾。以前からこれは観てみたいと期待していた映画でした。

S


 2月8日まで梅田ガーデンシネマで上映中なので、筋書きの説明は差し控えざるを得ませんが、なかなか面白い映画でした。

 舞台は1970年から73年のパリですが、スペインやチリも出てきます。
 「フィデル」つまりフィデル・カストロは、結局出てきません。でもその時代の風の基になっていることは間違いありません。

 この映画のポスターには「やっぱり大人は判ってくれない」と書いてあるのですが、映画を観た後の感想としては、主人公アンナ(9歳)が言いたかったのは「大人はちゃんと説明してくれない」ということだったと思います。

 アンナは両親が「チリアジェンデ政権支持運動」「女性解放運動」に邁進し始めたことから生活の激変を余儀なくされ、最初は不満いっぱいです。
 両親もお互いの思いをぶつけ合い、生活に疲れて子どもに当たったり、どうして生活が激変したのかを子どもに説明していないこと、説明できないことに直面するなど、未熟さいっぱいです。
 反フランコのデモに子どもを連れて行き、機動隊の催涙弾の煙の中を逃げるなど、子どもからしたら「怖い!」以上の何でもないですよね。なんて危険なことを・・

 でも、アンナはやっぱり両親をいちばん信用していました。「仕方がない」からではなくて、理解したいという思いでいっぱいでした。それは、両親が自分をいちばん大事に愛してくれているということが十分にわかっていたからだろうと思います。
 それで、アンナはお手伝いさんやお祖母ちゃんや学校の友達から親の悪口を言われても、自分なりに一生懸命見て、考えて、親の考えを支持するようになり、保守的なミッション女子小学校から公立の小学校への転校を自分で決めたのです。

 一方、2~3歳下と思われる弟フランソワは、生活の何がどう変わってもすんなり文句も言わずに適応しているところがまたすごいです。年齢のせいなのか、性格なのか。
 ある人にいわせると「弟というのは我慢強く育たざるを得ない」のだそうですが。

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 私の9歳のころ・・大人の不条理を感じたとしても、アンナほどはっきりとした意思表示はできなかったと思います。好奇心は同じくらいあったとは思いますが。

 演技を見ていても、アンナ役の「ニナ・ケルヴェル」という子はとてもかしこい子なんだろうなぁと思いました。頼もしい感じです。

 最後に映画パンフレットから、この子がインタビューで語ったという言葉をご紹介。
 「8才でこんなに大きな役を演じたことは、経験としてはとてもよかったけれど、ずっとこういう生活は疲れると思います。両親は女優になることを賛成していないし、私も同じ意見」

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