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February 2008

February 22, 2008

大阪・法律事務所・アルバイト募集

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*先日、大阪・日本橋の通称オタロードに足を踏み入れました。成果は、「さよなら 絶望先生」を知ったことです。


大阪ふたば法律事務所では、現在、学生アルバイトを募集しています。

*3/4 追記 多数の応募をありがとうございました。募集は終了しました。


勤務時期、時間等は、
3月中旬から、週に2、3回ほど、昼12時ころから夕方5時ころまでです。

内容は、事務所スタッフの機械的業務の補助作業です。
単純作業ですので、バイト代は時給800円です。
交通費は月50008000円までです。

2年あまりにわたりバイトに来てくれていた学生のYくんが、大学卒業のため、この3月で退職してしまうことによる補充の募集です。

明るく、整理整頓が好きで、事務処理能力のある方を希望しています。

興味のある方は、下記まで、住所、氏名、年齢、大学名等を記してメールをください。
お待ちしております。

問い合わせ先 info@osaka-futaba.com (担当 川上)

February 18, 2008

「行政訴訟の新しい潮流」【大橋】

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 この波打った冊子はいったい何でしょうか?

 ご説明しましょう。

^*^*^*^*^*^

 この冊子は、大阪弁護士会の中にある6会派の一つ、「友新会」という団体の研究委員会が今年の1月に発行したものです。
 タイトルは「行政訴訟の新しい潮流を読むー最高裁判例を中心にー」。

 表紙の2人はどちらも大阪弁護士会所属の弁護士で、左が水野武夫会員、右が滝井繁男会員です。

 行政事件訴訟法が2004年に改正されたのですが、これについて、行政訴訟を専門としてきた水野会員と、改正の前後に最高裁判所裁判官を務めていた滝井会員が語り合う、という、なかなかビッグな研修会があったのです。
 研修会は昨年2月にあったようで・・冊子の作成には1年弱掛かってしまったのですね・・

^:^:^:^:^:^

 さて、ではどうしてこの冊子は波打っているのか?

 私がお風呂に浸かりながら読んだからです。

 こうした研修会などの冊子はほとんど毎日のように弁護士会のレターケースに配布されます。

 各会派が競い合うように研修会をしており、その成果を無料で全会員に配ります。

 会派の力量を表すものとして、宣伝代わりなのでしょう。

 また、日弁連の月刊誌「自由と正義」や、大阪弁護士会の月刊誌「大阪弁護士会報」、各委員会からの広報紙も来ますし、弁護士団体の発行する機関紙もあります。

 そのおかげで、私たちは新法や最新判例などの知識を手軽に得ることができています。

 しかしこれをいつ読むのか? 事務所でこれを読む時間はほとんどありません。

 カバンの中に突っ込んでおいて、電車の中で読むか、家に持ち帰ってお風呂の中で読むか。

 かくして、冊子はシワシワになります。

+;+;+;+;+

 行政訴訟は、私にとって割合身近です。

 大阪市を相手に使用不許可処分取消訴訟をしたり、国を相手に難民不認定処分取消訴訟をしたりしています。
 
 そのうち、生活保護の処分に関して訴訟を起こすこともあるだろうし、労災不認定処分の取消しの訴訟を起こすこともありそうです。

 そこで興味深く冊子を読んでいて、これは覚えておこうと思ったところをご紹介しておきます。

 改正後の行政事件訴訟法では、4条後段の当事者訴訟の規定の中に、「確認の訴え」という明文が挿入されました。これは例示列挙で、挿入される前から「確認訴訟は認められている」という解釈だったのですが、明文化されたことで認知度が増したということになります。

「これまで弁護士は、行政事件だというと、なにか処分がないかとまず探します。何が処分か、どの処分を争うのかという発想でやるのだけれども、無理に処分と言わなくてもいいではないか。処分性が認められないときは、確認訴訟でやればよろしいということなのです。」

 そして具体例として挙げられているのが、税金の充当です。
 還付請求をしたところ、税務署が他の滞納税金に充当すると言って、返してくれない。
 このときにどういう訴訟を起こすか。
 「還付」が処分行為かどうか、争いがあるそうです。
 処分行為だとすれば、(以前は行政庁である税務署長を被告に)還付請求拒否処分取消訴訟を起こし、これに勝訴してから還付を請求しないといけない。
 処分行為でなければ、国を被告に税金分の不当利得返還を求める訴訟を起こさないといけない。
 改正後の行政事件訴訟法は、被告を行政庁ではなく行政主体(国や地方公共団体)としました。
 その結果、税金を返してほしい人は、国を被告として、「還付の拒否処分を取り消す」及び「被告国は○円を支払え」の2本建で訴訟を起こせば、一手間でどちらかの請求が認められることになったのだそうです。

 今、確認訴訟を使おうという仕事は手元にないけれど、いつか使うときもあるかもしれないカードとして、頭の隅にしまっておきます。

 使わないと忘れてしまうのが悲しいですが・・
 
 

February 04, 2008

映画「ぜんぶ、フィデルのせい」感想【大橋】

 松井の「4コマ写真」、面白かったですか?
 私もいつか松井のベストショットを撮ってみたいと思います。カバンにはデジカメを入れていますから。でも松井はカメラを片手に持ってウォーキングしていますから、負けますが・・

~*~*~*~*~*~

 さて、私の休日第2弾。以前からこれは観てみたいと期待していた映画でした。

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 2月8日まで梅田ガーデンシネマで上映中なので、筋書きの説明は差し控えざるを得ませんが、なかなか面白い映画でした。

 舞台は1970年から73年のパリですが、スペインやチリも出てきます。
 「フィデル」つまりフィデル・カストロは、結局出てきません。でもその時代の風の基になっていることは間違いありません。

 この映画のポスターには「やっぱり大人は判ってくれない」と書いてあるのですが、映画を観た後の感想としては、主人公アンナ(9歳)が言いたかったのは「大人はちゃんと説明してくれない」ということだったと思います。

 アンナは両親が「チリアジェンデ政権支持運動」「女性解放運動」に邁進し始めたことから生活の激変を余儀なくされ、最初は不満いっぱいです。
 両親もお互いの思いをぶつけ合い、生活に疲れて子どもに当たったり、どうして生活が激変したのかを子どもに説明していないこと、説明できないことに直面するなど、未熟さいっぱいです。
 反フランコのデモに子どもを連れて行き、機動隊の催涙弾の煙の中を逃げるなど、子どもからしたら「怖い!」以上の何でもないですよね。なんて危険なことを・・

 でも、アンナはやっぱり両親をいちばん信用していました。「仕方がない」からではなくて、理解したいという思いでいっぱいでした。それは、両親が自分をいちばん大事に愛してくれているということが十分にわかっていたからだろうと思います。
 それで、アンナはお手伝いさんやお祖母ちゃんや学校の友達から親の悪口を言われても、自分なりに一生懸命見て、考えて、親の考えを支持するようになり、保守的なミッション女子小学校から公立の小学校への転校を自分で決めたのです。

 一方、2~3歳下と思われる弟フランソワは、生活の何がどう変わってもすんなり文句も言わずに適応しているところがまたすごいです。年齢のせいなのか、性格なのか。
 ある人にいわせると「弟というのは我慢強く育たざるを得ない」のだそうですが。

~*~*~*~*~*~

 私の9歳のころ・・大人の不条理を感じたとしても、アンナほどはっきりとした意思表示はできなかったと思います。好奇心は同じくらいあったとは思いますが。

 演技を見ていても、アンナ役の「ニナ・ケルヴェル」という子はとてもかしこい子なんだろうなぁと思いました。頼もしい感じです。

 最後に映画パンフレットから、この子がインタビューで語ったという言葉をご紹介。
 「8才でこんなに大きな役を演じたことは、経験としてはとてもよかったけれど、ずっとこういう生活は疲れると思います。両親は女優になることを賛成していないし、私も同じ意見」

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