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January 2008

January 28, 2008

わりとゆったりした日曜日【大橋】

 昨日は朝は快晴だったものの、雲がどんよりと垂れ込める寒々しい日中となりました。

 10時過ぎに家を出て大阪府知事選挙の投票をして、花屋に寄って事務所のテーブルを飾る小さな花束を二つ買い、事務所に荷物を置いて近所の美容室にカットに行きました。
 
 道には何かのイベントがあるようで、警備服を着た人たちがぽつぽつ立っています。

 美容室で「今日、何かありましたっけ?」
 「マラソンがあるみたいですよ。今日は府知事選挙とマラソンがあるって聞いてました」

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 府知事選挙の話などしているうちに、美容師さんは中学校時代に「高槻むくげの会」の学校子ども会に通っていた人だったことがわかりました。
 「在日のお友だちがいて、私はついていっただけだったんですけど」

 「高槻むくげの会」の子ども会活動が高槻市からの予算減少により事業規模を縮小された件で、去る1月23日に判決が出たところでした。
 詳しくはまた控訴審対策会議で検討することになりますが、外国にルーツを持つ子に対する教育の支援について、全て「行政の裁量の範囲」として具体的な判断をしない、残念な棄却判決でした。

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 美容室を出ると、さらにそろいのジャンパーを着た人が道端に溢れており、旗を配ったり号外新聞を配ったりしています。ちらっと見たら、やはり「大阪国際女子マラソン」でした。

 昼ご飯を食べて戻ってくると、既に先頭の選手は過ぎた後のようで、かなり間を置いては走ってくる選手たちに寒そうな応援の人たちが「がんばってー!」と旗を振ります。

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 事務所で仕事を始め、一緒に難民事件をやっている同僚の弁護士が到着すると、お菓子を食べながら「控訴理由書」の担当部分をそれぞれ書く作業を始めました。
 いろんな話をしながらゆるゆるとそれぞれのパソコンを打ちます。

 なんだかんだで、3時頃から始めたのに早8時。「もう明日にしようか」

 うちへひとつ仕事を持ち帰りましたが、着手せずに寝てしまいました。
 こうして日曜日が終わりました。

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 土日によく寝ましたので、今週も平日5日をがんばって仕事をこなしていきたいと思います。

 最後に私がこのごろ気に入ってカバンに付けているバッジをお見せします。

S

 これは「ヒンキー」というキャラクターで、「生活保護・ホームレス問題対策全国会議」という支援団体・弁護士・司法書士らで結成している団体の稼ぎ頭のようです。
 かわいいので、集会で売っているのを買いました。1個200円です。

January 14, 2008

ホームレス法的支援者交流会設立【大橋】

Scimg0083

 本日、1月14日、新大阪駅近くの南方人権文化センターで、「ホームレス法的支援者交流会」設立記念シンポという催しが行われました。

 新聞各紙も事前に紹介記事を載せてくれていたり、NHKのビデオ撮りが来ていたりと、割合注目された企画だったようです。

 写真は、共同代表の一人の木原万樹子弁護士(大阪弁護士会)。壇上の幕は木原さんのお父さんの筆によるものです。

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 参加者(一般の方含む)も150名に達し、盛況でした。

 シンポでは、ホームレスの人に関わる立場のお医者さん(黒川渡先生)や生活保護ケースワーカーの方の話も興味深いものでした。

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 3年ほど前から、各地でホームレス支援活動を始めた弁護士や司法書士や研究者が情報交換の場を作って、全国各地を回りながら3カ月に1回の交流を続けていました。

 単に交流ではない、法律家としての全国組織的な取組みのできる形を作ろうという設立趣旨です。
 既に、東京都墨田区、名古屋市、蒲郡市、平塚市、大阪市、国土交通省、仙台市においてホームレスの人の強制立退き事案に対する反対声明をそのときどきの有志で表明してきました。
 これからは迅速に「ホームレス法的支援者交流会」の名で意見を積極的に表明していこうとしています。

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 東京の「自立生活サポートセンター・もやい」の湯浅誠さんが、「法律家に望むこと」というテーマの一言に次のようなアピールをしてくださいました。

 「野宿者そして支援者は、これまで孤立してきた。法律家の人たちはなぜこんな状態になるまで声を挙げなかったかと言うが、野宿者側からすれば、『なぜあなた達は私達がこんなに孤立するまで現れなかったのですか?』と言いたい。」

 湯浅さんの問題提起はいつも刺激的ですが、法律家がホームレス対策に関わることがごく少なかったのは事実です。ようやく動き出した、そして動けばそれだけ状況が変わる、というのは確かにあります。

 ただし、法律家の支援活動になくてはならないのが、現場でホームレスの人を毎日毎日フォローする支援団体の人たちの存在です。
 ホームレス生活になるのが人間不信からだったり、長いホームレス生活の中で人間不信に固まってしまった人もいます。また、アルコール依存だったり、金銭の計画的な使い方ができない人もいます。
 私達法律家の支援は「生活保護申請」や「借金整理」という一つの仕事ですが、その最中やその後の生活設計を一緒に考えてくれる支援者は不可欠なのです。

 人が路上や公園を生活の本拠として生きることを余儀なくされている(そこまで追い込まれたという意味で)この国で、他人事として捨て置けない思いの人たちが沢山集まってきている。心強いことです。

 

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